【非認知能力】『連戦連勝のボクサーは弱い』というボクシングの意外な理由。

こんにちは、けいたコーチです!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

幕張ベイパークの毎週金曜日はボクシングの日ということで、今回は幕張ベイパーク校の様子をお伝えする「ウィークリー・ボクシングスクール@幕張ベイパーク」をお送りします。

そしてそれに加え、

『非認知能力シリーズ第五弾』といたしまして、今回は「回復力・対応力」というテーマでお話しします。

厳しいボクシングの世界を生き抜いていくにはもちろん、
変化の激しい昨今、この力があるかないかでは、人生の充実度が大きく変わってしまうといっても過言ではない、大切な力です。

こちらをボクシングの視点で、熱く深掘りしていきたいと思います!

それではいってみましょう!!

お揃いのスクールTシャツで一体感。

今週の幕張ベイパーク校。

こちらもついにスクールTシャツが到着!!

みんなでお揃いのTシャツを着て、気合十分です!

幕張ベイパーク校のカラーは白。

みんな凛々しい表情がグッドです!!

新年度を迎えたこともあり、ここで気持ちを新たに気合い入れて練習スタートです。

幕張ベイパーク校の課題。

幕張ベイパーク校も新年度を迎えるにあたり、
「ボクシングスクールのお約束」の確認から行いました。

幕張ベイパーク校の課題は、

「ラウンド中はしゃべらず、体を動かす!」

こちらです。

低学年&未就学児がメインのこちらのスクールでは、

まだまだ練習と休憩の境界線が曖昧でした。でもいつまでもこのままではいけませんので!

こちらに関しては、厳しく指導するとスクール生たちと約束しました。

何をやるべき時間なのか?

そしてもう一つ、

「今何の練習をやっているのか?」

こちらもよりはっきり明確に伝えるようにしています。

ボクシングはスポーツです。なので、しっかりとしたスキル習得が必要になります。

ただめちゃくちゃに取り組んでいても、ある一定までしか伸びていきません…。


できるできないはひとまず置いておいて、

しっかり内容を説明し、今何をやるべき時間なのかを理解させることにしています。

スクール生たちは、その分集中力を使いますので、めちゃくちゃ疲れると思います。

幕張ベイパーク校も、次のステップに進んでいきます。

回復力・対応力とは?

さてここからは今回の本題。

「非認知能力シリーズ」の「回復力・対応力」について考えてみたいと思います。

非認知能力の中でも、とても大切な概念です。ぜひ理解しておきましょう!!

まずは定義から、

回復力・対応力

楽観的。失敗しても悩まない。失敗から学べる力。

はい、
もうこれ以上説明しなくても、めちゃくちゃ大切なのが伝わってくると思います。

『打たれ弱い人』が増えている?

よくボクシングの指導者の中で言われる言葉あります。

「最近の選手はちょっと負けただけで、すぐに諦めて辞めちゃうんだよ…。

大切なのは、負けた後なんだけどな〜。」


これは私がボクシングをはじめた20年前からずっと言われています。
(つまり、ずっと昔からの課題ということ。)


実際昔から言われているものなのですが、
昔と今では大きく違うのは、年齢がいってもなお打たれ弱い人が増えているということではないでしょうか?

普通は、経験とともに打たれ強くなる。

子どもや若いうちは、
人生経験が浅く打たれ弱いのは仕方のないことです。

そこから、いろんな人生経験を積み重ねることで、徐々にタフになっていき、たくましく成長していくものだと思っています。
(実際私自身そんな感じです。)


ここで問題なのは、
いつまで経ってもタフになっていかない人が急増しているということです…。

理由は明白で、
失敗をさせない環境の氾濫。そしてインターネット上の成功の安売り。

これが大きいのではないかと感じています。

情報に踊らされて失敗しないようにする人が増えているんです。
(今日も厳しめ!?)
(怒ってはいないです。本当に。)

何度も負けました。

私自身、14年間にわたるプロボクサー人生でかなりの数の敗戦を経験しました。
(35戦して14敗しました。)
(普通は途中で諦めます。)

なので、
負けがどれだけ厳しい現実で、心身に与えるダメージが計り知れないものかもよく分かります。
(本当に自分の存在価値がゼロになった気がします。)
(ボクサーの負けは普通のスポーツとは違う。)

そして、そこから再起するというのは本当にエネルギーが必要なんです。
(よく14回もやったな…。)

しかし、私はこの経験でタフになっていったと思っています。

失敗から学ぶ力でトップ10へ。

私も若い頃は、
自分がプロボクサーとして連戦連勝でスターダムに駆け上がると信じて疑いませんでした。
(この勘違いは大切!)

しかしデビュー戦で負け、全てが崩れ落ちました。

そこからのプロキャリアは、勝ったり負けたりの連続です。

しかし、それでも何度も立ち上がり、試行錯誤し、結果的に日本のトップ10に名を連ね、海外にも活動の幅を広げました。

おそらく身体的な才能という点では、私には物足りないものがあったのだと思います。

しかし、私には失敗から学ぶ力が他の人よりあったのかなと感じます。
(ここくらいは褒めてあげて!)

この経験から、「回復力・対応力」の重要性を感じています。

どうやって回復力・対応力を鍛えるのか?

ではどうやればこの力を身につけることができるのか?

それは、

「小さなチャレンジを積み重ね、小さく失敗し学んでいくこと。」

これではないかと思います。

みんなチャレンジを大きく考えすぎていて、
デカい勝負をしがちですが、実はそれはあまり良くないと思っています。

理由は、失敗しても自分の手に負えないものからは学びが少ないからです。

例えば、

駆け出しの4回戦の選手が、世界チャンピオンにスパーリングでボコボコにされたとします。

そこに学びはなく、ただただ何もできずに打ちのめされた嫌な経験だけが残ります。

これではあまり良くない…。

「自分でもなんとかなりそう!」

そう思えるチャレンジを繰り返し、
螺旋階段を登るように少しづつ登っていくことが大切だと思います。

本当の失敗は学びがないこと。

そしてこれが一番大切だと思いますが、

『本当の失敗は学びがないこと。』

だと思います。


思ったような結果が得られなかったとしても、そこから思いもよらぬような学びがあれば成功だと捉えるべきです。

そして逆に、
結果オーライで勝ち進んだとしても、そこに学びがなければ、もう一度現状を見直したほうがいいと思います。

こういうマインド面の充実はとても重要なことだと思います。

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