【非認知能力】ボクシングでは自制心は我慢強さではない。

こんにちは、けいたコーチです!
いつもブログを読んでいただきありがとうございます!

幕張ベイパークの毎週金曜日はボクシングの日ということで、幕張ベイパーク校の様子をお伝えする『ウィークリー・ボクシングスクール@幕張ベイパーク校』に加え、『非認知能力シリーズ第4弾』、今回は自制心についてボクシングの視点で深掘りしていきます!

スクール生保護者の方ボクシングが大好きな方お子さんにボクシングをやらせている方非認知能力に興味がある方は絶対に読んでおいた方がいい内容です。

それではいってみましょう!!

ボクシングスクールのお約束。

さて今週の幕張ベイパーク校。
いよいよスクール生たちは、学校では進級の季節を迎えています。

低学年が中心の幕張ベイパーク校メンバー。
春から小学校入学が控えているスクール生もいるので、改めて「ボクシングスクールのお約束」を再確認し、練習をする時の姿勢について意識づけを行いました。

全部で9項目からなるお約束ですが、その中で⑥に該当する、

「ラウンド中におしゃべりをせず、体を動かすことに集中する。そして質問がある時は、インターバル中か、練習の前後に行う。」

こちらをガチッと意識していくことにしました。

「ボクシングを楽しむ」

その為には規律は絶対必要です。
楽しいというのは、夢中で取り組むこと。ヘラヘラと遊びながらやるものではありません。

特にボクシング危険の伴うスポーツです、
この辺りを再度意識させ、心身共にボクサーへと成長していってもらいたいと思っています。

緊張感のあるレッスン。

その影響があってか、
今週のレッスンはいつもに増して緊張感がありました。

ラウンド中におしゃべりをする子もおらず、インターバル中にも素早く動いていました。
(幕張ベイパーク校はボクシングはみんな上手ですから!)

私たちコーチは、
いつかスクール生がKN-LINK BOXING CLUBを旅立っていくとき、胸を張って背中を押してあげられるように日々接していきたいと思っています。

これから、どんどん成長していくスクール生がとても楽しみです!

自制心

さて、では今回のテーマである、

『自制心』について考えていきます!!

まず自制心の定義づけから、

自制心とは

自分のルールが守れ、勤勉である。自分の欲望や感情をコントロールできる力。


はい、
ボクサーにとってはめちゃくちゃ大切な能力です!!

ボクシングにおける自制心。

この自制心については、
リングの外、そしてリングの中と2つのシチュエーションで考えていった方がわかりやすいかなと思います。

リング外での自制心。

まず、ボクサーは全て自分で練習内容などを管理しないといけません。

コーチやトレーナーから、
ああしろこうしろと言われることはなく、自分主体で練習していきます。

もちろん、練習に来る来ないも自分で選択することができます。
(個人競技ですからね。)
(サボり出したら止まらない…。)

本当に自制心が重要です。

もちろん私自身も、練習内容から練習日数、食事、休養、などほぼ全て自分で管理していました。
(大学ノートにビッチリスケジュールを書き込み、管理していましたね。)

これ、本当にサボろうと思ったらいくらでもサボれるんです…。
(実際若い頃は、自分に言い訳してサボっていましたよ…。)

私が大切にしていたのは、

①達成できるレベルの小さなステップを刻む
②自分でわかりやすいルールを決める
③自分の取り組んでいることを理解する
④無理はしない。


この4つを意識することで、緊張感を保ち自分をコントロールしていましたね。

ここで大切だと思うことは、

自制心というのは強靭な精神力などではなく、
自分という人間を理解し、無理が来ないようにコントロールすること


ではないかと思っています。

リング内での自制心。

ボクシングにおいて、
試合中の自制心は勝敗に直結するほどめちゃくちゃ大切な力です。
(本当に自制心がないボクサーは上にはいけない…。)

試合中は必ずといっていいほど、自分の予期しないことが発生します。
(ボクシングはトラブル解決の連続ですよ。)

そこで大切なのは、
「状況を理解し、適切に解決策を講じる」なのですが、これがめちゃくちゃ難しい。


トラブルが起こると、パニックにもなるし、イラッとすることも日常茶飯事です。
(人間は強くないですから。)

ボクシングでは相手がいるので、
相手はこちらに対して混乱を招くように仕掛けてきます。
(強いボクサーは人格者が多いが、本質は嫌なヤツ説。)

そこで相手の策に乗らずに、
冷静に対処し淡々と自分のやるべきことに集中する必要があります。


リングの中で自分を律し続けることができた方が、勝つんです!

強いボクサーがやたら落ち着いているように見えるのは、
自制心が異常に強いからなんです。

自制心は我慢ではない。

自制心はボクシングにおいても、人生においてもめちゃくちゃ大切なのはご理解いただけたかと思います!

では、この自制心をどのように鍛えていけばいいのでしょうか?

まず、大前提として自制心と我慢は全然違うということは理解しておいた方がいいと思います。

これは私の経験上ですが、
我慢をしろと言われて今まで我慢できた試しがありません…。
(私がワガママな人間と言われればそれまでですが…。)

そこで、我慢することを途中で諦めました。
(無理なものは無理。)

そこで発想を変えて、
どうすれば我慢せずにやり切ることができるか??

そこで行き着いたのが、

先ほど書いたように、

①達成できるレベルの小さなステップを刻む
②自分でわかりやすいルールを決める
③自分の取り組んでいることを理解する
④無理はしない。


です。

これを意識的に積み重ねていくと、少しづつ自制心が身についてきます。

自制心が身につくと、誘惑や衝動に惑わされることが少なくなるので、変なストレスが減り、楽になります。

減量している時もそうでしたが、
節制すると逆に余計なストレスが減り心身が楽になるんですよね。


ぜひこちらの記事が読者の皆様の何かのお役に立てればと思います!

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